取り扱い方法 |
"プリザーブド”とは英語で「保存する」という意味を表します。生花の樹液を抜き取り、特殊保存加工を施す事で、新鮮な色合い、生花のような質感や形を長期間(約2〜3年程)枯れることなく水も光も要らず、美しく咲き続ける花です。加工に使用されている原料は、食品や薬でも使用が認められていますから取り扱いも安全です。花びらは、生の状態と変わらないくらいソフトな感触で、みずみずしく仕上がっています。生花は花粉アレルギーや香りの問題があり、お見舞いの花選びなどにとても難しいものがあります。
もともとは芸術の国フランスで一流のフラワーデザイナーが寒色系のバラ等の生花には存在しない色合いや、鮮やかさを表現するために花材として、様々なフラワーアレンジメントやインテリアコーディネートに用いられてきましたが、最近ではインテリアやウェディングの花を一生の思い出に作られる方も多く、とても人気のある分野です。 |
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プリザーブドフラワーの歴史
プリザーブ・ドフラワーは発祥は1991年にフランスにあるベルモント社が、「長寿命な切り花の製造技術」を発表したバラのプリザーブドフラワーを作ったことから始まりました。
その後、パリやロンドンの一流のフラワーアーティスト達に注目され、次々にヨーロッパ中に広まっていき、その後日本に伝わってきました。
特殊保存加工による製造方法
植物の一番美しいときに刈り取り、すぐに樹液を取り除き、人体に無害な有機物と色素のプリザーブド液にひたします。植物によって異なりますが数時間から数日間、液を吸わせます。ドライフラワーと違って、グリセリンの成分でやわらかい感触がいつまでも残っていて、生花と間違えてしまうほど自然に仕上がっています。
お取扱い注意点
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エアコン・空調機等の風が直接当たらない場所に置いて下さい。乾燥しすぎると、花びらがひび割れる事がございますので、配置場所には十分ご注意下さい。 |
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水は絶対に掛けないで下さい。また、湿気に大変弱いため、湿気が多い場所に置いた際、花びらが透けたようになる場合がございますので、配置場所には十分ご注意下さい。 |
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直射日光や強い光(鑑賞ライト等)は、色褪せの原因となります。十分ご注意下さい。 |
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洋服等の布製品に長時間接したままにしておくと、色移りする場合があります。 |
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